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2010年08月17日

イーグル便り/8月号「今からここから、そして新たなる領域へ」

※この【イーグル便り】は毎月、社内にて従業員向けに発行しているレターです。

皆さん、こんにちは。  本当に暑い日が続いています。
くれぐれも体調管理には注意してくださいね。

さて、先月7月24日に、平成22年度・第1四半期「経営報告会(経営戦略会議)」
を開催させていただきました。

会議のテーマは、タイトルにもある 「今からここから、そして新たなる領域へ」です。
各営業所より主任以上、そして新規事業部より1名の参加、総勢14名での開催と
なりました。

内容については、本年度のコープ事業の進捗から、8月より予定されている
委託料内容の改定に伴う対応・対策について、また宅配事業部の持つ
スキルや強みを生かした、さらなる発展となる新規事業・開業に向けての報告。

そして、イーグルサービス独自の「新サービス・新商品」として売り込んでいく、
「セールス宅配」についての説明などなど・・・
約4時間に渡る内容の濃い会議となりました。

御存知の通り、外部環境は年度が変わっても、決して楽観できるものではありません。
と言うより、ますます厳しさを増しています。

我々も、請負型・受動型の企業から、提案型・能動型のそして他にない、独自の商品・
サービスを持つ企業へと脱皮していかなくてはなりません。

「他にない、独自の商品・サービス」  今の我々はこれを持ち合わせているでしょうか?

やる気はあります。  一所懸命に仕事もします。
でも、これは当たり前の事・・  これだけではいけません。

その、「経験値から生み出された、実効性を伴う、時代に合った独自の商品・サービス」

今のイーグルサービスは、30年の長きに渡る歴史と経験の中から、それを産み出す
「産みの、脱皮の時期」を迎えていると言っても過言ではないと思います。

「産みの苦しみ」という言葉もあります。
「小さく産んで、大きく育てる」という言葉もあります。

既成の概念は、取り払わなくてはなりません。
その変化に、ついてこられない人も出るかもしれません・・

しかし、我々は、立ち止まっている訳にはいかないのです。

いつも、「今から、ここから」 「どうなるの? ではなく、どうしたいのか?」 

イーグルサービスのスタッフ、一人一人、全員がもう一度、
「どうなるのではなく、自分はどうしたいのか、どうありたいのか」 に立ち返り、
全社一丸となって、この激動の時代を、生き抜いて、そして勝ち抜いて行きましょう。



                               2010/8/18  社長 松本   

  


Posted by EAGLESERVICE at 23:41Comments(0)イーグル便り

2010年07月13日

社長、奮闘すっ!

皆さんこんにちは。 暑い日が続きます。
くれぐれも体調管理には注意してくださいね。

さて、先週の土日を利用して、私の親戚でもあり、
業務提携先でもある、「松本フルーツさん」の
籠盛りの配達のお手伝いに行ってきました。

松本フルーツさんは、創業50数余年の老舗フルーツ
さんで、浜松南部で知らない方はいない有名店です。
特に、7月8月のお盆の際の籠盛り配達に関しては、
品質の良さはもちろん、その配達数も他の店に引けをとりません。

私、松本も昔取った杵柄で、体にムチ打ち、配達のお手伝い(ユニフォームは決まっておりません。あしからず・・)
に行った訳ですが、この暑さの中、重たい籠盛り・・非常にきつかったです。
配達の皆さんの苦労が、ホントよく分かります。

松本フルーツさんは、我々イーグルサービスの実力・スキルをよく理解してくれていまして、弊社が現在、企画中の専門店さん向け「セールス宅配」に興味を持ってくれています。 

ひょっとしたら、イーグルサービスのスタッフが、松本フルーツさんのユニフォームを着て、フルーツを宅配するなんて事もあるのでしょうか?!

いろいろな○○屋さんの車が、「セールス宅配」を
利用して皆さんのお宅へ、街中も田舎も走る。
そんな日も近いのかもしれません。

↓松本フルーツさんのホームページはこちら↓
http://www.wr-salt.com/matsumoto/  


Posted by EAGLESERVICE at 18:46Comments(3)イーグルサービス

2010年06月07日

2010年/6月7日 「買い物難民って??」

皆さんこんにちは、梅雨の季節が近づいて来ました。
くれぐれも、体調管理には注意してくださいね。

さて突然ですが、聞き捨てならないセンセーショナルなこの言葉、
「買い物難民」などという言葉を、最近、TV・新聞・雑誌などで目に耳にします。

そもそも、こんな? 豊かな国、日本で「難民」とは・・
「難民」・・・辞書で引いてみました。

「戦災・震災や生活困窮などで、居所を失い(に居られず)安全な地域に逃げて来た人々」
(三省堂・新明解国語辞典より)

「買い物難民」とは、災害や生活苦などで買い物も出来なくなってしまった
人の事をいうのでしょうか?

どうも違うようです。 ここでいう「買い物難民」とは・・

「少子高齢化や過疎化、スーパーの閉店や路線バスの廃止など、
日常生活に不可欠な機能の弱体化に伴い、坂道や重い荷物に苦労する高齢者を
中心に、食料品など日常の買い物に困る買い物弱者の事」
・・長いですね。 

一言で行ってしまえば、「日常の買い物に困る買い物弱者」という事でしょうか?
経済産業省の調べによると、全国に約600万人、車が運転できない「交通弱者」
よりも広い概念だと言います。

そういえば、以前、こんな話しを聞いた事があります。
「昔、水は汲みに行っていた・・」
「エッ!?」 と思いましたが、しかし、考えてみれば当たり前の事です。

ある時、誰かが「水の道」 「水道」というものを考えてくれて・・
「汲みに行かなくても」 「自宅に居ながら」 「蛇口をひねれば、水が出てくる」

水にも電気にもガスにも、道(線・管)はあるのですが、それと同じくらい大切なはずの
「買い物」には「道(線・管)」がなくて、今、その買い物までも困る人が出て来ている
というのです。

「水を汲みに行けない」 ある意味これと同じでしょう・・

だったら、「道」を作りましょう。 造らせて頂きましょう、「買い物の道」を・・
これが、私達の考え方です。

水にも電気にもガスにも、道(線・管)があるように、「買い物への道」 そう、
自宅に居ながら買い物が出来る、毎日のように必要とされる大切なものが宅配される。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉がありますが、衣食足りてるはずなのに
「難民」だなんてとんでもないっ!!
本来、買い物は誰もが出来るし、それは「楽しい」とか「夢まで見れる」もののはずです。

「水の道」から 「買い物の道」へ・・

我々がさせて頂いている「宅配」の仕事は、○○革命以来の「新たな道」を作っていく
仕事になるのかもしれません。

わずかでも私達スタッフが、お力になれれば幸いです。
そう思います。




                              2010/6/7 社長 松本  
  


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2010年05月14日

イーグル便り/2010年5月号より 「原因と結果の法則」

皆さん、こんにちは。 
先日のブログに書きました「事故は起きるのか・・?」の続きとして、
【イーグル便り】をアップします。

※この【イーグル便り】は、毎月社内にて従業員向けに発行しているレターです。


「ちょっと、目線を変えて、自分の身の回りを点検してみてください。」
「ワキが甘い」 「スキがある」 「ツメが甘い」 「魔がさす」などなど・・

「いつ、何時、何が起きてもいいように、身構え、心構えが出来ていますか?」
自分の身の回りをキチンとしておけ、というお話しをさせて頂きました。
その後、いかがでしょうか?

「言われなくても出来ています。」 「何を今さら・・」
「分かっています。」 「皆で順番に5S活動に取り組んでいます。」
という感じの方もいらっしゃるのでしょうか?
(5S=整理・整頓・清掃・清潔・躾)

少し、厳しい言い方かもしれませんが、「やれ、と言われたから、やっている。」
という方や、「順番だから、しようがない。」という方・・・やらなくて、結構です。

はっきり言いますが、「掃除したくないと思っている人が、掃除してもきれいには
なりません。」 その場では、きれいになったように見えますが、また、しばらく
すると汚くなります。  結局、それの繰り返しです。

事故も同じです。 「事故が起きたから、事故を起こさないようにする。」
当たり前の事ですが・・・これではまた、事故が起きるかもしれません。
「普段から、事故を起こさない。事故は起きない。」と思っているか? 
その為には、日々の5S活動も大切です、と言っているのです。

「やらされている」 「やらないといけないから、やっている・・」と思っている
内は、本当の意味での問題解決にならないのです。

これを、ちょっと難しく、でも分かりやすく法則に例え、「原因と結果の法則」
というお話しがあります。

「原因と結果・・」
 そのお話しの中では、凡人(普通?の人)はいつも「原因」から入ると言っています。 

「汚いからきれいにする」 「事故が起きたから、起きないようにする」
「やらないといけないから、やっている」というように、必ず、~だからという
原因があって、初めて行動する(できる)パターンです。
(中には、それでも行動できない人もいますが・・)

それに比べて、ちょっと違う人、才がある人は、「結果」から入ります。
「結果から入る・・」 簡単です。 要は、「自分はどうしたいか?」です。

「きれいにしたい」「きれいでありたい」「事故を起こしてはいけない」「事故は起きない」
「こうなりたい、こうしたい」という発想です。

そこに、原因はありません。 自分は、どうでありたいか?という結果から入りますから、
原因がなくても行動に入ります。
そして、その為に日々、いつも、何をするか? 何が出来るか? を考えているのです。

私達の会社、イーグルサービスも気を付けなければいけません。
私達の会社は、歴史はあっても、若いです。(いろいろな意味で・・)
今、まさに成長しようとしています。 そんな時こそ、要注意です。

「やらされている。」 「やらないといけない。」 「やれ、と言われないと出来ない・・」
「計画や予算」といった目には見えないノルマのような物を与えられないと出来ない・・
そんな時、ひょっとすると、事故やミスが起きてくるのかもしれません・・

再度、言わせて頂きます。

管理者の方、自分が職場での指導的立場にいると思うなら、まずは、
「人にやれ」 という前に自ら、行ってください。 
「やれ、と言われないと出来ない・・」 そんな、原因作りをばらまくのはやめてください。

そして、スタッフの皆さん、もう一度、自分はどうしたいのか?  どうありたいのか?
結果から考えてみてください。 そして自ら、率先して行動に移してください。

「原因と結果の法則・・」 
 
イーグルサービスは、「どうしたいか?」 「どうなりたいか?」
「結果」を決めて行動に入ります。  
そんなスタッフが集う会社です。

イーグル便り/2010年5月号より  


Posted by EAGLESERVICE at 13:58Comments(0)イーグル便り

2010年05月01日

2010年/5月1日 「事故は起きるのか・・?」

皆さん、こんにちは。
早いもので、今年も、もう5ヶ月目に入りました。
季節も春から夏へ。 くれぐれも体調管理には注意してくださいね。

さて、今年度のイーグルサービスの目標の一つに、「無事故で終えよう!」があります。
「事故」・・我々、運送業者にとって絶対にあってはならない事です。
「安全は最大の顧客満足」 「安全は最良の経費節減」 これが、弊社のスローガンであり、
またその実現に向け日々、いろいろな取り組みをしています。

「安全運転基礎指導」 「対策ミーティングの開催」 「SKYTの実施」 「ヒヤリハット共有」
「個別添乗指導」 「各種団体主催の研修への参加」などなど・・
これらは更に強化していかなければなりませんし、新たな施策も検討中です。

しかし、しかしです・・
それでも思うのは、「やはり事故は起きるのか・・?」という事です。

私も経営者として、いつもこれが脳裏をよぎります。
「事故は起きるのか?   まさか?   確率の問題も・・?」
どんなに立派な学者さんでも、「絶対」とは言い切れないのかもしれません・・

弊社・トラックもおかげさまで、毎日50台が1週間に約1万件のお宅へ宅配を、
月にすると延べ約4万件ものお宅へお伺いさせて頂いております。
ありがとうございます。
それくらい、個人宅配は頻度も、回数も多いし、仕事も細かいです。

だからといって、「確率の問題で事故が起きる・・?」

では、いずれ小さい事故から、中くらいの事故、やがて大きい事故が起きるというように・・
「○○の法則」みたいなものがあるのでしょうか?

地震のように、「来る、来る」と言われて、来るような、来ないような、でも来るような・・
これがもし、自分の身に降りかかったとしたらどうでしょう・・?

これは、絶対に阻止しなくてはなりません。 
運送業者としての責任はもちろんの事、会社はスタッフの安全も守らなければ
いけませんし、自分と自分の家族のためにも、これは絶対に、です。

では、どうしたらいいでしょう・・「日々、対策を講じて、その確率を限りなくゼロにする。」 
この他に手立てはあるのでしょうか?

私が、今日お話しさせて頂きたいのは、ここからです。

「では、どうするか?」
「ちょっと、目線を変えて、自分の身の回りを点検してみてください。」

「ほこりが積もりっぱなしの所はありませんか?」 「ゴミはどうですか?」
「身だしなみは?」 「机の上は、車の中は整理されていますか」
「靴もスリッパも並べておかれていますか?」
「トイレは?」 「部屋を丸く掃除するなんて事は?  スミもちゃんと出来ていますか?」
「いつも、文句ばかり言ってないですか?」 「ちゃんと、あいさつ出来ていますか?」
「イスから立つ時は、中へ片付けています?」
「片手で拾えるゴミはその場で、すぐ拾いましょう。」

そして、車を大事にしています?  モノにも実は、心があったらどうします?

一言でいうと、「ちゃんと出来ていますか?」

「いつ、何時、何が起きてもいいように、身構え、心構えが出来ていますか?」
自分の身の回りをキチンとしておけという事です。

「ワキが甘い」 「スキがある」 「ツメが甘い」 「魔がさす」などなど・・
キチンとしてないと、その隙間から何かが入り込んでくるのかもしれません。
ひょっとしたら、事故も病気のようなものかもしれません・・

もちろん、予想外に、突然に、悲しい不慮の事故に遭遇する事もあります。

しかし、日々、自動車を業務で扱う我々にとって、「無事故で終える」は絶対の責務です。
 「いつも、病気せずに健康でいられるためにも、普段から身の回りをキチンとしておけ・・」

自分のためにも、愛する人の為にも・・

今日もイスを片付け、机の上を拭いてから、業務の終了としたいと思います。

明日も安全でいい日でありますように・・




                           2010/5/1 社長 松本    
  


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2010年04月20日

社長の見聞録。(バック トゥ エアポート!)

皆さん、こんにちは。
前回の「社長の見聞録」(LOST in バンコク!?)の続きです。

「まずは、街に出てみよう・・」
私はザックを背負い直すと、空港出口へ向かいました。
「暑い・・」 日差しがまぶしいです。

時刻は午前10時過ぎ・・私が今日、乗るはずだったコルカタ行きの飛行機は、
もう出発した頃でしょうか?

「まずは、ホテルを決めなきゃ・・」
お世話になった、ベナレス大学の先生から教えてもらった、バンコクのホテル。
楽宮(ラッキュウ)という名前の、バックパッカーが集まる安宿・・

私はタクシーをつかまえると、運転手さんに
「ラッキュウ! チーパーホテル、ラッキュウ!」と伝えますが、
どうにもうまく伝わりません・・

タクシーは街中を目指しますが、運転手さんも私も、ちんぷんかんぷんです。
それどころか、陽気な運転手さんは座席横に置いてある洗面器? に入った水を
飲むか? と言ってきます。

エアコンもきいてない車の中。 汗はだくだく・・
でも、そんな? お水、とても飲めません。

「OK! OK! バック トゥ エアポート!」 
空港へ戻ってくれ・・私は思わず、運転手さんに言っていました。

もちろん、空港近くのホテルは高くて泊まれません・・
ビザを取りに、インド大使館にも行かなくてはいけません。

でも、行ってみよう・・思いきって行ってみよう。
会えるか、どうかは分からないけど・・

そう、昨日です。 一緒にバンコクの街へ出かけた、そして、
数時間前に別れたばかりの、ソボンさんの所へ行ってみよう・・
空港の中にある、リムジンサービスのオフィスに行けば、会えるかもしれない・・

また、戻ってきた空港・・いつも人で一杯の空港。
暑さと熱気で、私も、少し興奮状態でしたが、

「行ってみよう・・」

運転手さんに御礼を言うと、私はリムジンサービスのオフィスを探していました・・


 それではまた・・次回の「社長の見聞録」にて。
(この話しは、1983年、松本・20才の回顧録です。)

  


Posted by EAGLESERVICE at 21:34Comments(0)見聞録

2010年04月01日

2010年/4月/1日 「新年度のご挨拶」

4月1日、平成22年度の幕開けです。
日頃の皆様方のご愛顧に感謝すると共に、
本年度もどうぞ、イーグルサービスをよろしくお願い致します。

さて先日、とある新聞の中で大変、興味深い記事を見つけました。

「もっとより、ちゃんと志向で」

「最近の生活者(消費者でなく生活者です)の消費志向を分析すると、
単なる節約にとらわれず、今までの生活観をリセットし、
新たな豊かさを探したい姿勢が鮮明だ・・
夢を追い続ける「もっと」志向から、現実の暮らしを再構築したい
「ちゃんと」志向になりつつあるようだ」

「ちゃんと」を見据えたものから、新たなヒットが生まれる可能性が高い・・
キーワードは「ちゃんと」「ちゃんとしたもの」「ちゃんとした自分・・」

「不況の影響もあって、生活に余裕がなく節約が続く一方で、
それだけでなく、ライフスタイルや楽しみ方も根本から考え直したい」
「自分の好き嫌いだけではなく、社会や環境の事も考えて生活する」
「ちゃんとした消費姿勢、生活姿勢・・」

「エコカーやデジタル商品」「PB商品やファストファッション」「リサイクル・レンタル・シェア」
「手作り・自産自消・リメーク」「歴史ブーム・生き方探し・感動秘話もの」
などなど・・
今までの「もっと」志向から、社会性や実のある達成感を重視した「ちゃんと」志向・・

そう言えば、若い頃、こんな話しを聞いた事があります。
「欲しい物は手に入いらないが、必要な物は手に入る」
「それが欲しければ、それを必要とする自分になればいい・・」
もっと、もっとの「欲望」から、ちゃんと、ちゃんとの「身の丈に合った必要な物」を・・

今年の年頭に、スタッフの皆さんには
「今年は変化の年、変化を恐れてはいけない」
と、お話しさせて頂きました。

イーグルサービスの今年の変化のひとつに
「提案型の企業になる」があります。
「受け身ではなく、こちらから提案させて頂く」
あたり前の事かもしれませんが、企業が成長していく上で大変、重要な事です。

「ちゃんとした志向で、ちゃんとしたものを、必要な物を提案させて頂く」
それが、今、我々の「するべき事、できる事」です。

まだまだ、私達には勉強しなければいけない事がたくさんあります。
私達の変化は、挑戦はまだ始まったばかりです。

平成22年度スタート。 
本年度もどうぞよろしくお願い致します。



                          
                           2010/4/1 社長 松本
  


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2010年03月17日

イーグル便り/2010年3月号より 「地に足つけて、そこから」


皆さん、こんにちは。
寒さも緩む、今日この頃ですが、まだまだ肌寒い日もあります。
くれぐれも体調管理には注意してくださいね。

さて、突然ですが、インターネット等で注文を受けて当日に商品を宅配する
「宅配スーパー事業」がさらに拡大・加速しています。
忙しい主婦や高齢者のニーズに支えられ、「宅配」を始めるスーパーは益々、増えています。

以前、私がイーグル便りの中で、お店がスーパーに業態を変えていく話しをしましたが、
今度は、そのスーパーが「宅配サービス」をやっているか、いないかで分けられる、
そんな時代が来るのかもしれません・・

「あのスーパーの会員になると、宅配手数料が割引になるよ。」
「あのスーパーは宅配サービスがないよ・・」
そんなお客様の声が聞こえてきそうです。

ひょっとすると、「宅配」をしないお店は「単なるお店」に戻っていく・・
いや、逆にそれを特徴とした「宅配をしないお店」と「するお店」のすみ分けが
出来ていくのかもしれません。

我が社、イーグルサービスはその「宅配」を担う「足」となる「運送の会社」です。
と見られがちです。  間違ってはいません・・
確かに、「足」となる「配送」は「宅配」にはなくてはならないものです。

ただ「宅配」は、単に物を運ぶだけの仕事ではありません。
むしろ、運ぶ以上に「お客様への応対・サービス」「声のヒアリング」「おすすめ」等、
お店にとっては、最前線の「出掛ける御用聞きサービス」とも言えるものなのです。

我々の「宅配」は「配達の足」だけでは終わりません・・
今はまず、その「足」をしっかり地に着けて、「イーグルサービスのサービスのレベル」を
さらに向上させます。
そして、そこから発展・拡大させて行きます。

やがて来る「宅配はあたりまえ」という時代のために。




                                   2010/3/17  社長 松本
  


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2010年03月03日

「社長の見聞録。」(LOST in バンコク?)

皆さん、こんにちは。
前回の「社長の見聞録。」(ビザがない!?)の続きです。

「あったっ!」 「ありました!」
たくさんのトランクやバッグに埋もれるように、私の青いザックが見えます。

バゲージはスルーのままで、今まさに10時発・コルカタ行きの飛行機に載せられよう
としている所でした。 

「イッツ、マ、マイ、バック・・」 係員の方に言いますが、そこからが説明できません。 
一緒にいたベナレスの大学の先生が、流暢な英語で事情を話してくれました。

「荷物はなんとかOK。 次は飛行機を予約し直さないと・・」
タイ航空のカウンターに行き、次のコルカタ行きに予約し直す事も出来ました。

「先生、ありがとうございます。」
先生がいなかったら、どうなった事だろう・・なんて、思っていると、
「次のコルカタ行きは来週の水曜日だけれど、それまでにインド大使館に行けるかな?」
先生が言います。

「エッ! インド大使館?」
日本に居てもインド大使館なんて、分からないのに、このバンコクで、しかも、ビザを申請する??

いきなり、頭の中にアルファベットが溢れだしてきて、考えただけでゾッとしてきました。  
聞けば、タイ航空のカウンターにインド系の女性がいるとの事。
その方が、ていねいにインド大使館の場所を教えてくれますが、私にはさっぱりわかりません・・

「今日は土曜日、大使館は休みですよ。」
「セ、センキュ」  女の人がくれたメモ書きを手に私はカウンターを出ました。

「じゃ、私も行くよ。」 「くれぐれも、気をつけてね。」
「先生、本当にありがとうございます。」 「なんとか、ビザ取ります。」
「ベナレスで会えたら、うれしいです・・」
ウルッと来そうなのをこらえながら、私は先生と別れました。

1983年、12月のある土曜日、20才の私は次の水曜日までこのバンコクに・・
そしてそれまでに、インドへの入国ビザを取りに行く・・

なんとか取り戻せた青いザックをもう一度、背負うと、私は歩き出しました。

「まずは街に出てみよう・・」

それではまた・・次回の「社長の見聞録」にて。
(この話しは、1983年、松本・20才の回顧録です。)
  


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2010年02月14日

イーグル便り/2010年2月号より 「されど105円。」

皆さん、こんにちは。
「春はもうそこまで」と言いたい所ですが、まだまだ寒い日が続きます。
くれぐれも体調管理には注意してくださいね。

さて、日頃よりお客様にご愛顧頂いております、「おうちコープ」の「宅配手数料」が
「宅配サービス料」として、名称とその内容を一部変更し、金額も通常210円が
105円となって、さらに利用しやすくリニューアルします。(3月4週・受注分より)
引き続き「おうちコープ」をどうぞよろしくお願い致します。

話しは少し変わりますが、「デフレ不況始まる」と叫ばれ、しばらく経ちます。
世の中、物、サービス含め値段は、価格は下がる一方です。
先日、ある会社の会長さんが、こんな事を言っていました。

「新品のベットシーツが、500円で売られている。 確かに安い・・
 一方で、それをクリーニングに出すと、やっぱり、500円・・
 同じ500円なら、新品に買い替えた方がいいのか? そういう問題ではないだろう。」

「では、クリーニングの500円が高いのか?  いやいや、そんな事はない・・
 クリーニング屋のお父さんが、手間ひま掛けて洗濯し、またアイロンをすると考えた時、
 単に高いとは言いにくい・・」

「価格と価値が存在する中で、どちらも一緒になって、ただ単に下がればいい・・
 とだけなっていくとしたら、これは非常に憂慮すべき事だ・・」と。

皆さんは、どう思われますか?

私達が、これからお客様より頂く「宅配サービス料」としての105円。
105円の価格と価値を、そしてお客様から頂く意味を、もう一度考えてみましょう。
「105円で何が出来る? 何が買える・・・お客様は我々に何を期待する?」

対価の価は、価値の価であって、貨幣の貨ではないのです。ひょっとすると、
105円は私達スタッフとお客様との「お約束の明かし」なのかもしれません。

お客様との「お約束」・・・

私達は常に、お客様と「信頼」という名の「お約束」をしています。
たとえ、それが210円から105円になり、やがて0円になったとしても、
私達は宅配という仕事を通じて、「人様のお役に立つ」そんな仕事を、
そんな「お約束」をさせて頂いています。

「されど105円。」 「価格は?価値は?」

その価格ではない「価値」を作るのも我々スタッフであり、
その「価値」の高さを決めてくれるのは、お客様なのです。


                      
                        2010/2/14 社長 松本  


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2010年02月05日

社長の見聞録。(VISAがない!?)

皆さん、こんにちは。
前回の「社長の見聞録。(ソボンさんと)」の続きです。

「グッバァイ!」「サンキュー」「ありがと・・」
「インドからの帰り、また寄れ。」
翌日、いよいよ、インドへの旅立ちの日、私はソボンさんと固い握手を交わすと、
足早にチェックインカウンターを目指しました。

タイ航空・10時30分発・カルカッタ(現コルカタ)行き。
すでに、何人かの方が並んでいます。
派手なサリーをまとった、インド人女性・・
ターバンをまいた、ヒゲの立派な男性。

ちょうど、私の前は大きな手荷物を持った中年男性・・
見れば、日本人のようです。
「一人ですか?」
「えぇ、インドへ一人旅です。」私は答えます。
「私は、バラナシ(ベナレス)の大学に勤めています。」男性が言います。

「ところで、ビザは持ってるよね・・」
「エッ?ビザ??」 入国査証の事です。
 数年前にニューデリーであった、アジアオリンピックの頃から、
インドも、ビザ(入国の許可証)が必要になったというのです。

「持ってません・・」と、いうより知りませんでした。 ビザの事・・
パスポートは取りました。自分でやりました。 でもビザって??
瞬間、旅行会社の営業マンの顔が浮かびましたが、あとの祭り・・

「ビザがない!? ところで荷物は?」男性の方が慌てています。
「バゲージスルーです!」
「とにかく、この便に乗ってはダメだ。」
「キャンセルして、荷物も取りにいかないと!」

訳も分からず、頭は真っ白。 後はとにかく男性の言うままに、
私達は広い空港を走り出したのでした。

それではまた・・次回の「社長の見聞録」にて。
(この話しは、1983年、松本・20才の旅の回顧録です。)
  


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2010年01月01日

2010年/1月1日 「新年のご挨拶」

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。

2010年、新しい年の幕開けです。
私は社長業・2年目の年となりますが、弊社にとっても、
本年は大きな「転換期」の年になると思います。

変わっていくものと、変わってはいけないものと・・
「変化」を恐れてはいけません。
私達の回りは、環境・業態・体制・システム・価値観と、
「変化」する事で、大きく、強く成長していくのです。

その中で、変わってはいけないものもあります。
 いくつもあります。
その中で、今の私達に大事なもの・・
年頭にあたり、それを3つ上げておきます。

①身だしなみと挨拶をキチンとする。
②自分の良いところ・得意なものをよく知って、お客様にサービスさせて頂く。
③受け入れて、感謝する。

以上の3つです。

身だしなみと挨拶をキチンとしながら、「自分の良いところ・得意なもの」
を知った上で、お客様にサービスさせて頂くと、お客様に喜ばれます。
お客様から「ありがとう」と言われるようになります。

その対価が売上げとなります。(対価の価は、価値の価です。貨幣の貨ではありません・・)
「ありがとう」が増えると、売上げが増えます。
売上げが増えると、お給料が増えます。
お給料は会社からもらうのではありません。 お客様から頂くのです。

そう、「小売り・サービス業」とは、「物を仕入れて、お客様に買って頂く・・」
その差額が私達の給料になる・・そんな単純なものではないのです。

そして、最後は「受け入れて、感謝する。」です。 これが、なかなか大変です。

ついつい、「私は、私は、」「あの人が、こう言った。」「こんな事が起きたからだ。」
と言ってしまいます。
言い訳はやめましょう。 全否定もやめましょう。 「私が、私が、」もやめましょう。

厳しいかもしれませんが、まずは受け入れてみましょう。
そして、そこからどうするか、を考えてみましょう。 
相手の立場に立って考えてみましょう。

「受け入れる・・許容する。」事によって、問題は問題ではなくなります。
それができないと、問題はいつまでたっても、「トラブル」になります。
受け入れる事ができた時、初めて問題は私達に「成長のための課題」を与えてくれます。

問題が「課題」となっていくのです。
その課題に取り組もうとした時、あなたはすでに成長しています。 
その姿勢があなたを成長へと導くのです。

その時、思うのが「感謝」です。
不思議な気持ちですが、「問題に感謝です・・」となっていくのです。

何度も言います・・
「変化を恐れてはいけません。」「変化から逃げてもいけません。」
変化こそ、私達が成長していく「チャンスの時」なのです。

「まだ、まだ、これから」「今日から、ここから」
私達の変化は、成長は、始まったばかりなのです。

本年もきっと、いい年になります。
今年もどうぞよろしくお願い致します。



2010/1/1   社長 松本
 
  


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2009年12月28日

イーグル便り/2009年12月号より 「時は繋がれて・・」

皆さん、こんにちは。

先日の事ですが、浜松で6店舗のスーパーを経営される若社長(4代目)とお話しをする機会がありました。 

初代・創業者(祖父)が、かつおの削りぶしを行商にて売り歩いたのが始まりで、その後、2代目社長(父)が、現在のスーパーマーケットへ業態を変更し、現在に至るとの事です。
その頃に、よく創始者のおじい様がおっしゃっていたのは、「スーパーマーケットほど、良い商売はない・・お客様が買いに来てくれて、品物を手にし、レジまで持って来てくれて、
代金を払い、袋に詰めて持って帰って頂ける。こんな良い商売はない。」と、自ら自転車にて削りぶしを売り歩いていた、おじい様にとっては感慨無量だったのかもしれません・・ 

その後、現在の若社長は、「これからは、現在のようなサービス競争が増す市場の中で、従来のままのスーパーでは、生き残ってはいけない場面も出てくるだろう・・・他にないサービスを考えていかなければならない・・」と、お話しをされていました。

私事ですが、私には二人の父がいる。そう思っています。 一人が井口会長、そしてもう一人が実の父です。  私の実父は戦後、間もない頃から祖父(私の)と一緒に小さな八百屋さんをやっていました。  
そしてお店と同時に、リヤカーに野菜をのっけて売り歩く、引き売り(行商みたいなもの)もやっていました。  

確か、私が中学生くらい(昭和50年位)までやっていたと思います。 
冬でも、草履履きで、大きなリヤカーを自転車で引いて、一日中、売り歩いていました。 
よく夏休みになると手伝わされていたのを思い出します・・ 
リヤカーを後ろから押して歩くのですが、恥ずかしくて、恥ずかしくて、車が通る横を引いて歩くリヤカー、とてもかっこいいものとは思えませんでした。 

そんな頃です。  父は、「引き売りをやめて勤めに出る。」と言い出しました。 
聞けば、「スーパーマーケットが坂の下にできた・・・もう引き売りの時代は終わりだと。」
幼い私にはよく分かりませんでしたが、勤めに出るから靴を新調する、と言っていた父の姿だけは覚えています。 

時がたち、私はイーグルサービスと出会いました。
そして、おうちコープとも出会いました。  トラックも50台にまでさせて頂きました。
宅配も、行商や、引き売りとは少し違うかもしれませんが、お店でなくお客様のもとへ届けさせて頂くという事では同じ事かもしれません・・
私の父は、小さな八百屋をスーパーにする事はできませんでしたが、きっと引き売りの、宅配のDNAを、私に残しているのかもしれません・・

時代は変わり、スーパーも宅配の時代へ・・時は繋がれて・・そしていつの時代でも、変わっていくものと、変わらないものと・・・

来年もきっと、いろいろな事があるでしょう。 
でも私達にとって、それはすべて変わっていくために、必要・必然なものだと思います。
「変化」を恐れてはいけない・・そう思います。

来年もいい年でありますように・・そして感謝の気持ちで新年を迎えられますように・・

一年間、本当にご苦労さまでした。


    
 
                                                    2009/12/28  社長 松本    

  


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2009年12月20日

社長の見聞録。(ソボンさんと)

皆さん、こんにちは。
前回の「社長の見聞録。(出会い)」の続きです。

そう、それがタイ人ドライバー、ソボン・ソングコムさんとの出会いでした。
私達二人はもう一度、ソボンさんのタクシーに乗り込むと、来た道を
(どの道かよくわかりませんが・・)戻って行きます。

しばらく走り、駐車場に車を停めると、ソボンさんは事務所らしき建物の中へ・・
どうやら、勤務終了のタイムカードを打ってきたとの事。
「さぁ!行こう」
そんな、調子でいいのでしょうか?
私達はタクシーを拾い、街に出たのでした。

初めての海外、外国・タイ、待合室で一晩明かし、次の日はインドへ・・のつもりが
夜も更け、今、私は見知らぬ?タイ人・ソボンさんと夜のバンコクの街へ・・

「明日、朝、10時の飛行機ですからっ!」
「OK!OK! ノープロブレム!」
ソボンさんは、大きな目をクリクリさせながら楽しそうに答えてくれます。

そこから、2軒程・・生演奏が派手なバーと、なぜか、TVドラマ・一休さんの主題歌が流れ、
それに合わせてみんなが踊ってしまうディスコ・・(タイは敬虔な仏教国です)

慣れない音楽と異国のビールに酔って(ソボンさんもよく飲みます)
気がつけば、ソボンさんも私の部屋で横になり、私も半分、ザコ寝状態・・

「明日、8時には空港に着きたいですからっ!」
「OK!OK!」
ベッドに横になりながら、ソボンさんは大きな声で答えます。

この後、起きる事件もつゆ知らず、酔いと疲れと興奮状態で頭の中がグルグル回る中、
私は深い?眠りについたのでした。

それではまた・・次回の「社長の見聞録。」にて。
(この話しは、1983年、松本・20才の旅の回顧録です。)

  


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2009年12月09日

12/8 観光バス・業務中の死亡ひき逃げ事故(事件)について。

昨日、東京都・港区にて、業務中(空港にお客を迎えに行く途中)
の観光バスが、交差点にて左折時、横断歩道を横断中の自転車を
はね、そのまま逃走、歩行者はその後死亡という痛ましい、
ありえない事故(事件)がありました。

本日、被疑者、逮捕の事。  被疑者いわく・・
「迎えに行く途中であせっていた。人をはねたのは知っていた。」
と供述しています。(ちなみに53歳・ドライバー)

事故はもちろんの事、ひき逃げなど考えられない事、この方も
分かっていたはずです。

何が、こうさせてしまうのか・・?

弊社・スタッフでは、当然、ありえない事とは思いますが、
その時の当事者の心理として、悲しいかな、こういう事を起こして
しまう、またしまうかもしれない・・という事は、我々も同じ
緑ナンバー事業者として、他人事と思わず、真摯に受け止めなくては
ならないと思います。

場合によっては、バス会社は重い処分を受けることになるかもしれません。
被害にあわれた方々はもちろんのこと、他の従業員にも多大な迷惑が掛かる事に
なりかねません。

繰り返し、弊社・スタッフでは起こるはずのない事とは思いますが、
生活道路を業務にお借りしている同じ立場の人間として、
今回の事例を真摯に受け止め共有すると共に、今一度、倫理観の再認識と
万が一、事故が起きた際の対応マニュアルの確認・徹底を
朝礼等で行います。

今年もあともう少し・・楽しい正月が全員で迎えられますよう、
くれぐれも安全運転・防衛運転への取り組み、よろしくお願い
致します。


                        2009/12/9  社長 松本
  


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2009年12月09日

社長の見聞録。(出会い)

皆さん、こんにちは。
前回の社長の見聞録。(ホテルに)の続きです。

さてそんな訳で、ホテルにチェックインしようとした私でしたが、
「ちょっと、待って!」 タイ人ドライバーを追いかけると同時に、
「バッ、バンコク・バイ・ナイト!」
 
そう、空港を出る前に支払った10$・・それは今晩泊まりのホテルに
迎えに来てくれて、街に連れて行ってくれるというものでした。 
「ホテルが違う! だまされたっ!」

初めての海外で(だまされてはいけない)という気持ちが強かったのでしょう・・
私はありったけの英語とジェスチャーを駆使してドライバーに話しをしていました。

大きな目をクリクリさせながら、キョトンとするタイ人ドライバー・・
私の訳のわからない英語とジェスチャーを半分、笑みを浮かべながら聞いています。

ムキになって話す私の前で、しばらくだまっていたかと思うと・・
「よし! わかった。」 「行こう! 部屋に荷物を置いて来い。」
「街へ連れて行ってあげる。」

「エッ・・ホントに?」

そう、それがタイ人ドライバー、ソボン・ソングコムさんとの
初めての出会いでした・・・。

それではまた、次回の社長の見聞録。にて・・・
(この話しは、1983年、松本・20才の旅の回顧録です。)

  


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2009年12月05日

社長の見聞録。(ホテルに)

皆さん、こんにちは。

タクシーは夜のバンコクを街へ街へと走って行きます。
中はツーリストでいっぱい・・
先頭でタイ人ドライバーに挟まれた自分も身動きがとれません。

時刻はもう、夜の九時過ぎ・・ようやく街に入ったのでしょうか?
それぞれのホテルへ、一人一人降りて行きます。 せまい路地、まぶしいネオン・・
私のホテルはどこでしょうか?  まだ時間が掛るのでしょうか?

「ノー・プロブレム!」 問題ない、とタイ人ドライバーは相変わらずです。
気がつくと、車の中はどこかの国の女性と私だけになっていました。

その時です。
「もう、降ろしてっ!」 後ろで女性が叫び始めました。
「このホテルでいいっ!」 「降ろして」
ドライバーもタイ語で何か言いますが、女性のボルテージは上がる一方です。

「あなたも降りなさい!」
「エッ?」 こんな車に乗ってられないと、一緒に降りようというのです。
あきれ顔のドライバーを尻目に、女性はホテル入口へ行ってしまいます。
「おまえもそうするか?」 返事をする間もなくタイ人ドライバーは私を連れて
チェックインカウンターに向かっていました。

そこは予約したホテルとは違うホテル、「まぁ、いいか・・」と思いましたが、
「ちょっと、待って!」

私はタイ人ドライバーに声を掛けていました。

それではまた。
(この話しは、1983年、松本・20才の旅の回顧録です。)

  


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2009年11月30日

社長の見聞録。(街へ)

皆さん、こんにちわ!

さて、タクシーに乗ろうとした私でしたが、突然、「バンコク・バイ・ナイト!」 10$払えば、今晩、泊まりのホテルに迎えに来てくれて夜の街を案内すると、あやしい?おじさんが誘ってきました。

私は、明日、朝イチでカルカッタへ飛ぶと説明しますが、しつこいおじさんの誘いに負けて思わず10$払ってしまいました。

そばにいたタクシードライバーが「早く、乗れ、乗れっ!」と声を掛けてくれたため、私は早速、自分の泊まるホテルの名前をなんとかおじさんに説明すると、ワゴンタクシーのベンチシートの真ん中、運転席と助手席の間に転がり込むように座らされ、一息つく間もなく、車は夜の街へ出発したのでした。

国道?をひた走るワゴン・・中はいろんな国のツーリストでいっぱいで、大きな声でしゃべりまくるタイ人の間にはさまれ、先頭に座る自分・・初めて来た外国・タイ、そして夜の国道・・すれちがう派手なネオンのトラック、私の頭はまるで、何かのふたを開けたかのように、グルグル回り出していました。

それではまた。
(この話しは、1983年、松本・20才の旅の回顧録です。)

  


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2009年11月23日

社長の見聞録。(入国)

皆さん、こんにちは。

いよいよ入国!  初めての異国・タイランド。
すごい人の数、会話に全然ついていけない。
それにしても、空港はとにかく広い・・

カウンターで安いホテルを紹介してもらう。
空港に近いホテルはみな高い。

タクシー(タイ航空の)のサービスもあるという・・
さっそく、申し込んだ。

外へ出る。・・暑い(夜だというのに)湿気もすごい・・

これが、タクシー?  兵員輸送車のような観音開きの古いバン。
「さぁ、乗れ、乗れ!」とタイ人のドライバーの、かなりなまった
英語とジェスチャー、よく見ると、いろんな国のツーリストで
車はいっぱい。

あわてて乗ろうとすると、その時だった。
「バンコク・バイ・ナイト!」
あやしいおじさんが、私に話しかけてきた・・・

それでは、また。
(この話しは、1983年、松本・20才の旅の回顧録です。)

  


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2009年11月19日

「イーグル便り/2007年6月号」より

皆さん、こんにちは。

突然、歴史めいた話しとなりますが、
その昔も昔、西部劇で有名なアメリカの「西部開拓時代」・・・
開拓と共に「金塊」を掘り当て、ひと山当てようと男達が、西へ西へと
目指して行ったそうです。

それは「ゴールドラッシュ」と呼ばれ、当時かなりの活況を呈したそうです。
しかし実際に掘り当てた者は少なく、ほとんどの人が夢破れたとか・・・

そんな中「金塊」でなく、財を成した人達がいたそうです。
その人達が売っていた物・・・それは「つるはし」と「スコップ」でした。
そう、「金塊」目当てに集まって来る人達に「道具」を提供していた
人達なのです。

この話しを聞いて、皆さんはどう思われますか?

私達の仕事、「宅配」は地味で目立たないものです。
決して、楽でもありません。
しかし、「ないと困るもの」「人の役に立つもの」でもあります。

今夏、浜北に大きなショッピングモールがオープンします。
映画館も入ってます。  2年後には、浜松の松菱跡にも全国レベルの
百貨店が来ると聞いています。

そんな中、私達の「宅配トラック」は今夏も、2年後も、10年後も、
街中を走っているでしょう。
それは、小さく地味なものかもしれません・・・

でも、本当の意味で「役に立つもの」・・・それは、いつの時代であっても
「必要」とされ生き続けていくことでしょう。
私達は「金塊」を掘り当てることはできませんが、「人の役に立つ」
ことならできる「素晴らしい仕事」に携わっています。

                              2007/6/17
  


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