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2010年05月14日

イーグル便り/2010年5月号より 「原因と結果の法則」

皆さん、こんにちは。 
先日のブログに書きました「事故は起きるのか・・?」の続きとして、
【イーグル便り】をアップします。

※この【イーグル便り】は、毎月社内にて従業員向けに発行しているレターです。


「ちょっと、目線を変えて、自分の身の回りを点検してみてください。」
「ワキが甘い」 「スキがある」 「ツメが甘い」 「魔がさす」などなど・・

「いつ、何時、何が起きてもいいように、身構え、心構えが出来ていますか?」
自分の身の回りをキチンとしておけ、というお話しをさせて頂きました。
その後、いかがでしょうか?

「言われなくても出来ています。」 「何を今さら・・」
「分かっています。」 「皆で順番に5S活動に取り組んでいます。」
という感じの方もいらっしゃるのでしょうか?
(5S=整理・整頓・清掃・清潔・躾)

少し、厳しい言い方かもしれませんが、「やれ、と言われたから、やっている。」
という方や、「順番だから、しようがない。」という方・・・やらなくて、結構です。

はっきり言いますが、「掃除したくないと思っている人が、掃除してもきれいには
なりません。」 その場では、きれいになったように見えますが、また、しばらく
すると汚くなります。  結局、それの繰り返しです。

事故も同じです。 「事故が起きたから、事故を起こさないようにする。」
当たり前の事ですが・・・これではまた、事故が起きるかもしれません。
「普段から、事故を起こさない。事故は起きない。」と思っているか? 
その為には、日々の5S活動も大切です、と言っているのです。

「やらされている」 「やらないといけないから、やっている・・」と思っている
内は、本当の意味での問題解決にならないのです。

これを、ちょっと難しく、でも分かりやすく法則に例え、「原因と結果の法則」
というお話しがあります。

「原因と結果・・」
 そのお話しの中では、凡人(普通?の人)はいつも「原因」から入ると言っています。 

「汚いからきれいにする」 「事故が起きたから、起きないようにする」
「やらないといけないから、やっている」というように、必ず、~だからという
原因があって、初めて行動する(できる)パターンです。
(中には、それでも行動できない人もいますが・・)

それに比べて、ちょっと違う人、才がある人は、「結果」から入ります。
「結果から入る・・」 簡単です。 要は、「自分はどうしたいか?」です。

「きれいにしたい」「きれいでありたい」「事故を起こしてはいけない」「事故は起きない」
「こうなりたい、こうしたい」という発想です。

そこに、原因はありません。 自分は、どうでありたいか?という結果から入りますから、
原因がなくても行動に入ります。
そして、その為に日々、いつも、何をするか? 何が出来るか? を考えているのです。

私達の会社、イーグルサービスも気を付けなければいけません。
私達の会社は、歴史はあっても、若いです。(いろいろな意味で・・)
今、まさに成長しようとしています。 そんな時こそ、要注意です。

「やらされている。」 「やらないといけない。」 「やれ、と言われないと出来ない・・」
「計画や予算」といった目には見えないノルマのような物を与えられないと出来ない・・
そんな時、ひょっとすると、事故やミスが起きてくるのかもしれません・・

再度、言わせて頂きます。

管理者の方、自分が職場での指導的立場にいると思うなら、まずは、
「人にやれ」 という前に自ら、行ってください。 
「やれ、と言われないと出来ない・・」 そんな、原因作りをばらまくのはやめてください。

そして、スタッフの皆さん、もう一度、自分はどうしたいのか?  どうありたいのか?
結果から考えてみてください。 そして自ら、率先して行動に移してください。

「原因と結果の法則・・」 
 
イーグルサービスは、「どうしたいか?」 「どうなりたいか?」
「結果」を決めて行動に入ります。  
そんなスタッフが集う会社です。

イーグル便り/2010年5月号より


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